メールのたびに「お世話になっております」と書く無駄な文化をなくしたい

いつもお世話になっております。

今回はメールの話。

メールを送るたび、「お世話になります」みたいなこと書くじゃないですか。

あれ、昔からめんどくさいなーと思ってたわけです。

自分が書くのも嫌だし、相手からのを読むのも嫌。

でも、私はフリーライターという仕事柄、いろんな人にメールを送らなきゃいけない。

いちいち

「いつもお世話に…とするべき?いや、でも『いつも』というほどの間柄ではないし…てか、お世話になりますとお世話になっておりますのどっちが正しい?あー、どうしよう」

なんて迷うわけです。

世の中には「ビジネスメールの教科書」的な書籍がたくさんありますけど、今やああいうのって諸悪の根源というか、時代と合っていない気がするんですよね。

もしも私がビジネスメールの本を書くなら

「要件だけ言え!」

これだけしか伝えたくない。

目次

ようやく普及しだしたビジネスチャット

というわけで、ここ数年、私はとにかく自分の周りに「メールじゃなくてビジネスチャットでやりとりさせて」と導入を勧めてきました。

もちろん、中には抵抗のある人もいて、メールのほうがいいとか、やり方がわからないとかグダグタ言う人も多かったんですけど、なるべく説得してきました。フェイスブックメッセンジャーとかLINEでもいいからと、無理矢理そっちで送ったり。

別に私はエンジニアだったり、何かのプロジェクトの進行管理が必要な人だったりするわけではないので、高度な機能は必要ない。

ただ、チャットという便利な機能を使い、これまでのメールでのめんどくさいやりとりをなくして、すばやく的確に要件を伝え合えたらいい。

よく「電話は不要だ。人の時間を奪うな」と言う人がいます。

だけど、メールでも長々と書いてくる人はいる。相手は全部読んでくれるという慢心が引き起こす、ある種のテロ行為。

これが本当に嫌で仕方なかった。

が、今ではけっこう周りの考えも変わっていき、これまで嫌がってた人たちも、Slack使いやすいじゃん、みたいになっていってます。

別に私みたいな職業だと、チャット自体は何も新しい機能じゃないんですよね。(それは私が使いこなせていないだけだろうけど)

でも、細かいところで、これまで無駄だった作業が当たり前のようにカットされていることはかなり便利だし、なによりも、いちいち「お世話になります」という、謎のフレーズがなくなることがものすごくメリットだったり。

だから私にとって、ビジネスチャットは「お世話になります」が不要のメールくらいの感覚なんです。

でも、それがすごく心地よい!

ますますメールからビジネスチャットへの移行が進み、この世から「お世話になります」がなくなることを願っております。

(大丈夫!お世話になってることは、会った時に直接伝えますから!)

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